この度、3月26日〜3月27日の日程で東京に行ってきました。
主な目的は3月27日に開催された「ゲームマーケット」への参加です。
今回のコラムでは、その体験記を書きたいと思います。
そもそもゲームマーケットとはどんなイベントかと言いますと、全国の創作ゲーム製作者とゲームショップ関係者・
ゲームプレイヤーが一堂に会し、ボードゲーム・カードゲームの売買やゲームのプレイ・情報交換などを行うものです。
新作の同人製ゲームや珍しい海外ゲームが手に入る上に、一日どっぷりゲームで遊ぶことも出来ます。
札幌では中々出来ない体験なので、参加を切望していたのがついに叶いました。
さて、イベント前日・土曜日の朝7時。いよいよ自宅から出発です。胸躍るその一歩目はっ!
「ざくっ・・・」<雪を踏みしめる音
前日の大雪のため、まだこんな感じでした。
ちゃ〜っちゃっちゃっちゃっちゃっちゃちゃらちゃ〜♪(水曜どうでしょう風に)
雪残る新千歳空港から・・・
一気に春めいた羽田空港へ!
今回はモノレールを選択。どうせなら珍しい方が良いよね?
空港から山手線・地下鉄と乗り継いで浅草へ。会場の下見です。
改札近くにて。さすが浅草って感じです。
駅から歩いてすぐ近くでした。周辺の地理を頭に叩き込みます。
秋葉原や神田のゲームショップを回る予定があったので、ひとまず秋葉原へ。
ネットゲーム「マビノギ」のポスター。やはりアキバは何かが違う・・・。
5年ぶりに来ましたが、人で一杯なのは相変わらずのようです。
さて、あれこれゲームショップを覗いて見たのですが、期待していた物は見つかりませんでした。
東京だからって何でも有るとは限らないようです。
神田にてホテルにチェックインする前に「書泉ブックマート」へ。ここはある程度の品揃えがありました。
資金温存の必要性が有ったのと、和訳無しが標準だったので買い物はしませんでしたが、次回に行った時は
何がしか購入したいなぁと思います。
ホテルにて小休止した後でその日の目的地・新宿の「ゲームスペース柏木」にお邪魔しました。
すると、奥の方でなにやら会議中のご様子。なんとゲームマーケットの最終スタッフ会議が行われていました。
会議終了後、色々話を聞いて見ることに。カタログを事前に売ってもらったり、事前に会場設営を手伝った人は
優先入場させてもらえることを教えてもらったりと、有益な情報を入手しました。プエルトリコ・メトロ・闇市など、
深夜までゲームをプレイした後ホテルで睡眠を取り、翌日の戦いに備えます。
いよいよ開催当日、早起きして7時前に会場の東京都立産業貿易センター台東館に到着。早く着きすぎてまだ
スタッフが来ていません(汗)
7時20分頃、出揃ったスタッフに手伝いを申し出たところ快諾を受け、会場設営に加わります。皆さん慣れた手順で
机・椅子・スタッフブース等を整えていきます。
特にトラブルも無く、8時40分過ぎには設営完了。ショップの方々・サークル参加者が次々と入場していきます。
私はと言うと先述のスタッフの計らいで整理券1番をもらいました。一度廊下に出て10時の開場を待ちます。
開場少し前の時点で列の方は通路を折り返し階段の下のほうへ消えていったので、結構な数の来場者だったかも。
スタッフの開場のコールと共にイベント開始!参加者の皆さんがそれぞれお目当てのブースへ急ぎます。
かく言う私も購入予定のゲームがたくさんある物ですから、遅れを取るまいと各サークルブースを回ります。
ここでは、簡単に主だったサークルをご紹介しましょう。
・King's Court
ユーモアセンスあふれるゲームを連発するの〜べ〜氏のサークル。今回の新作「料理チャンピオン」はなんと
ダイスを70個も使う豪快さがウリ。
今回は数量を多めに作ってきたそうですが、やはり早いうちに完売されていました。
・Hammer Works
新作は「シティー・プラン」。都市開発カードゲームなのですが、エコロジーの要素やマニフェスト(政権公約)が入って
いる辺りが現代風で面白いです。
・『星矢の拳』プロジェクト
私と同人ゲームとの付き合いはこのゲーム(聖闘士星矢のバトルカードゲーム『星矢の拳』)から始まりました。
今回は新作はありませんでしたが、本州のプレイヤーさんと対戦することが出来て大変嬉しかったです。
奇跡家の進藤氏。彼とは古馴染みなので思わず1枚(笑)
・奇跡家
北海道出身のゲームデザイナー・進藤氏のサークルです。お手軽ながら良く考えられたシステムが特徴的で、
今回の新作「Potions&Poisons」のデモプレイは多くの人の目を引いていました。
・カワサキファクトリー
以前の作品のリメイク作「ワイルドラッシュR」と「カウントダウン2004」を出展されていました。他に、「カルタゴの
貿易商」はテストプレイをして感想を送ってくれる方への"無料配布"という大変変わった手法を取られていました。
・ボードゲームのおもちゃ箱
「エルスミーアの魔女」「朝まで総選挙」「コレクター」など、7つものタイトルを出展。正に圧巻です。中でも
「エルスミーアの魔女」は美麗なコンポーネントで4000円と言う値段ながらも充実した内容に納得の出来でした。
・Late Toccobushi Game Club
ある意味では最も注目されていたゲームが「スクウェア・オン・セール」です。なんとこのゲームはドイツのゲーム賞
の一つ「ヒッポダイス」で日本人として初の1位受賞を成し遂げたのです!
25マスの土地を舞台に同時多発的に競りが起きるドイツゲームテイストたっぷりの作品でした。
また、大型ブースではゲームメーカー・ゲームショップが出店。すぐ近くのテーブルで販売中のゲームを体験出来る
ようになっていました。
体験コーナーでは「ブロックス・デュオ(5月頃発売予定)」のビバリー、ゲーム販売ではゲームストアバネストが人気でした。
特に、バネストさんは多数の新作及び定番ゲームを用意。一時は長蛇の列が出来上がっていました。
他にも、色々なイベントが展開されて参加者を飽きさせません。
シュピレッタ賞の投票・ゲームサークル紹介など、様々なイベントが展開されて行きます。
入札オークション
フリーバザール
投扇興体験会
その中でも最大のイベントはやはり公開オークションでしょう。各出品者が自慢のレアゲームを持ち寄り競りに
掛けます。超レアゲームなどは3万円以上の値がつき、会場を大いに沸かせていました。
私はと言うと、様々な同人ゲームを購入しつつ、サークルさんとの交流を深めていました。もしかしたら、今後新作の
テストプレイをいくつか引き受けることが出来るかもしれません。
夕方近くになると、完売して撤収するサークルも出始めます。会場を出る前に主催の草場
純さんと話をする機会が
ありました。札幌のゲームシーンについて現状をお伝えすることが出来たと思います。
かくして、カバンいっぱいのゲームと貴重な経験を持って帰路に着きました。来年もぜひ参加したいですね。
ボードゲーム好きなら絶対に行く価値があると思いますから…。
前のページに戻る
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||